昨夜の話題

stories.を綴っています。 「パンで街をを幸せに」ほか。 大学を少し。tweet名、やじマス。 柴犬が好き。家事まぁまぁ。土日はお休み。

消費税増税再延期の核心

首相の消費税増税延期表明を受け、色んなコメントが表出しています。こういうとき、日経新聞は流石。昨日の朝刊は、政府でどんな議論がされていたか?を洗いざらい書きました。ぶちまけた、という感じ。わかりやすい。今朝は、その内容を忘備録的に。

 

なぜ消費税を増税?

考えてみると、意外と答えられない、この質問。ここから紙面は書き始めます。社会保障費の補填のための増税なのだそうです。ご存知でした? じゃぁ3%増税分はどう使われたの?成果は何?になるんだけど、そこはどこか曖昧。今後、何がどうなるかも不透明。点と点をつなぐと、こう書いてあります。
与党も野党も選挙の争点に「社会保障の充実」を揚げ、消費税増税分の政府予算をどう使うか?ばかりを考えている、とも書いてあります。やんわりと。

 

消費税率をいつ上げる?

政府は、その事ばかり気にしている。そうも書いてあります。世間は必ず反対するから「この政権で」「失業率が低い、このタイミングで」「今、景気いいんですから」とか、常にタイミングを模索してきたのに…。ぶち壊しだぁ~、と書いてあります。政府の経済財政諮問会議は「いつ上げる?」会議だったとも書いています。

 

増税頼みの財政再建!

増税で歳入(収入)が増えれば、財政健全化(:家計も一息)できる。この期待が行政に根強くあるとも書いています。消費税の増税分があるから、来年度予算に期待!という皮算用があると。一方、ビジネスの現場をきちんと見てよ!という現実論も書かれています。

 

多面的な取材が功を奏している。そう感じた記事がたくさんありました。中でも、編集委員の菅野幹雄さんが書いた論説(1面、以下のリンク)は切れ味がよかったです。
ご参考まで。

www.nikkei.com