昨夜の話題

stories.を綴っています。 「パンで街をを幸せに」ほか。 大学を少し。tweet名、やじマス。 柴犬が好き。家事まぁまぁ。土日はお休み。

NHK・BSの「こころ旅」って とても未来的な番組 そう感じます  

NHK・BSの人気番組「こころ旅」。正しい番組名は「にっぽん縦断こころ旅」ですが、もう人気なんで「にっぽん縦断」だろうが「日本横断」だろうが、誰も気にかけません。そんな「こころ旅」について今朝は少々。(未体験の方、リンクをどうぞ)

www.nhk.or.jp

この番組、火野正平さんが日本各地を自転車で巡ります。視聴者から頂いた手紙に在る「思い出の地」へ自転車で向かいます。で、番組は、その様子や風景をただただ放送します。静かです。のんびりしています。ボーっとできます。

 

この、静か、のんびり、ボーっが、「こころ旅」いちばんの魅力! そう感じます。というのも、最近のバラエティー番組、観ると疲れちゃって。

 

とくに情報&トーク系が辛いんです。情報詰め込み過ぎ(数字・用語が一杯 & マシンガン解説)。頭を使い続けなきゃけない(ウンチク延々 & またクイズ?)。「ここで感心感動ね」サインのオンパレード(小窓から出演者が先に頷くアレとか、オーバー・リアクションとか)。

 

余計なこと、考えなくても済む「こころ旅」とは、ずいぶんと違う。

 
どうも視聴者と制作者の感覚がズレているような気がしています。ご承知だと思いますが、「こころ旅」と似た時空、ネットでも人気です。「テレビよりネット」となる一因、この辺りに潜んでいるような気がします。


音を詰め込み過ぎると、いい演奏にならないんだよ。
JAZZプレーヤーのマイルス・デイヴィスが確かそんな事を言っていました。

 

「こころ旅」に通じる所、あるのでは?