昨夜の話題

stories.を綴っています。 「パンで街をを幸せに」ほか。 大学を少し。tweet名、やじマス。 柴犬が好き。家事まぁまぁ。土日はお休み。

GLBT ふつうの人生

博報堂DYグループ・GLBT総合研究所が日本でGLBTの実態調査をおこないました。対象地域は日本全域。対象者は20歳から59歳までの男女10万人。有効回答者89336人。その5.9%の方がGLBTだったそうです。

www.hakuhodo.co.jp

 

インターネット調査なので、この5.9%という数字が実態なのか(:代表性があるか?)は議論のあるところでしょうが、この5.9%が仮に現実だとした場合、「GLBTという人生を歩まれている方は少数」とは言えない。そう思いました。

 

理由は、5.9%という人口比。以下の人口統計をご覧になってください。

 

日本の人口1億2805万7352人(平成22年国勢調査。外国の方を含む)。5.9%だと755万5384人。これだけの方のいらっしゃると仮定すると、

 

日本の30代、1828万人(構成比14.3%。平成22年国勢調査)。その半分弱。

 

愛知県の人口741万人(平成22年国勢調査。人口の多さ第4位)を越えてます。

 

転じてアメリカの国勢調査(2010年=平成22年)。同調査の人種構成(正確には、自分の民族的ルーツを最高2つまで選べる自己申告の回答)における、アジア系Asian(インド人、中国人、フィリピン人、日本人、韓国人、ベトナム人など)の構成比4.8%より大きい。

 

いかがです。GLBTがマイノリティーなんて表現、適さない事、明白です。

GLBTは、ふつうの人生。GLBTを選ぶ人生もあれば、選ばない人生もある。結婚するかしないかも人生。みんな同列。

 

この調査結果は、メディアによるGLBTの取り上げ方を変えるような気もします。100人に6人いらっしゃるんですから、まぁ出会う確率は高い。となると、「出会った事がない」を前提にした珍しさ(いわゆるオカマ的扱い)でテレビに出るには無理があります。「男子20人の中にイケメン1人」より確率、高いんですから。

 

と色々と考えさせてくれた博報堂DY、GLBT総合研究所、ヤルじゃん。上のページにLIKEしときました!